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    「金田一少年の事件簿」の功績・偉大さについて

    現在も少しずつタイトルを変えてシリーズや派生作品が続いている「金田一少年の事件簿」は、1992年に週刊少年マガジンにて連載がスタートして以来、圧倒的な面白さで国民を夢中にさせてきました。この文章では、この作品の人気のすごさや功績をまとめています。

    連載直後から少年たちの間で人気が爆発する

    「金田一少年の事件簿」は1992年秋に週刊少年マガジンにて連載がスタートしました。そして当時は小説の世界では推理小説は大人気分野だったものの本格的な「推理漫画」というものはほとんど存在していなかったため、毎週読み続けて犯人をあてていくというスタイルが新鮮で大いに受けて、まずコア読者層である少年たちの間で人気に火が付きました。続いて、全国にたくさんいる「推理小説好き」の大人たちの間でも、この漫画の面白さは話題となり、たった数年で単行本が日本の漫画の中でトップクラスを売上を記録する人気作品となりました。

    1995年に実写ドラマ化され、国民的な人気作品に

    1995年夏には、キンキキッズの堂本剛さんを主人公役に抜擢し、日本テレビ系にて連続ドラマが放送されました。すると、そのドラマは若者層だけでなくあるゆる世代の間で「おもしろい!」と大きな話題となり、平均視聴率25%近い数字を記録する空前の大ヒット作品となりました。そしてこのドラマの影響で、過去の単行本が売れる、最新作を読みたい人が新たに雑誌買うようになって少年マガジンの部数が激増する、といった現象が起き始めました。そうして「金田一少年の事件簿」はあっという間に国民的人気作品の仲間入りをしました。

    1作品の力だけで、少年ジャンプブームを終焉させる?

    堂本剛主演のドラマ版はその後、1996年夏にも連ドラが放送されて第1期同様に20%以上の平均視聴率を記録したほか、1997年には映画化もされて映画版も大ヒットしました。一方で「金田一少年の事件簿」を抱える週刊少年マガジンのライバル誌である週刊少年ジャンプは1995年に「ドラゴンボール」の連載が終了して以来、部数が激減し続ける状況が続き、1990年代前半のジャンプブームは終焉していきました。また1997年頃にはマガジンがジャンプの部数を抜くという大きな出来事が起こりました。この要因は、少年達が少ないお小遣いの中、ジャンプを買うのをやめて金田一少年の事件簿の最新話を毎週読むために買う雑誌をスイッチしたことも大きく影響していると言われています。

    この作品のおかけで推理漫画が日本に根付く

    「金田一少年の事件簿」の空前の大ヒットにより、推理小説と比べてなぜか人気がなかった「推理漫画」というジャンルに強いニーズが生まれました。そこに目を付けた漫画家や雑誌編集者が多数現れるようになったため、今日では、金田一少年の作者コンビ(さとうふみや=画/天樹征丸=原作)が新たにスタートした「探偵学園Q」をはじめとして、いくつもの推理漫画分野の人気作品が存在します。

    普遍的な魅力

    「金田一少年の事件簿」には、西村京太郎氏の十津川警部シリーズや赤川次郎氏の三毛猫ホームズシリーズに通じる普遍性と大衆性があるといわれます。そして、現在でも漫画はタイトルを少しずつ変えて継続しているほか、新たなキャストを迎えたドラマ、テレビアニメなども軒並み大ヒットしており、決して飽きられることがありません。今後は海外で人気が火が付く可能性もあり、この偉大な作品は今後も要注目です。