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    おすすめDVD映画ドラマ

    小説を原作とした映画化作品にはドラマやサスペンス、またはミステリー小説などのジャンルが人気です。小説ならではの精緻な設定や心理描写が描かれ、映画よりもより深い作品が多々あります。今回は、映画化に成功したサスペンス小説で、映画を観ながら原作の素晴らしさに思わず唸ってしまう作品をご紹介します。

    世界中で翻訳された大ベストセラー、ガール・オン・ザ・トレイン

    「ガール・オン・ザ・トレイン」は、世界50カ国で翻訳され、1500万部も売れ大ベストセラーになったポーラ・ホーキンズの原作を2016年に映画化した、心理サスペンス映画です。主演は、「プラダを着た悪魔」でハリウッドデビューしてから一気に人気女優の仲間入りを果たし、今ではアカデミー賞のプレゼンターを務めるほどに成長した女優、エミリー・ブラントが演じています。
    主人公の彼女は怠惰な生活を送っていますが、毎日会社に出社する時に乗っている電車の車窓から見える、大きな家に住んでいる幸せそうな夫婦を眺めています。彼女は彼らを理想の夫婦として憧れ、羨望の眼差しで毎日電車に乗るたび、見つめ続けるのです。
    しかしある日、いつものように電車の車窓から眺めていたら、偶然にもその家の奥さんの不倫を目撃してしまいます。そしてその日からその家の奥さんはいなくなります。奥さんは愛人と消えたのか、旦那に監禁でもされたのか、不安が募っていきます。そしてそんなことを考えいたら、主人公は錯乱してブラックアウトしてしまうのです。前半は怒涛の後半への布石で静かな展開です。

    巧みなトリックと何重にも仕掛けられた罠

    泥酔してブラックアウトした彼女の映像は過去に戻り、彼女に不妊の問題があったことが分かります。車窓で眺めていた心情が読み取れるシーンです。彼女はただ単に理想の夫婦に憧れていただけでなく、過去にその家の近所に住んでいました。ここから主人公自身が怪しい犯人なのではないか気になりだします。それ以外にもあらゆる登場人物が絡んできて、入れ替わり立ち代わりに怪しげな行動をします。そのようにして映画は、現在と過去をブラックアウトした時間の中で目まぐるしい怒濤の展開が続き、観ている側は犯人探しに夢中になります。そもそも主人公に問題がありそうだな、しかしこの人物もおかしい、いや違う彼、それとも彼女ではないかな、そんな風に謎解きを楽しめる映画です。変幻自在な展開に煙に巻かれ、のめり込んでしまう展開も秀逸で、カメラワークも微妙な揺れを取り入れたり、色合いを変えたり実験的で不思議な雰囲気を醸し出しています。まさにサスペンスやミステリー好きの心を掴む映像と展開といえ、これは小説も読むしかないと思わせる作品に仕上がっています。

    女性の描写が秀逸な心理サスペンス

    とても綺麗な顔立ちのメイン3人の女優陣の演技合戦が面白く、それぞれのケースに感情移入しながら観れます。刺激的なストーリー展開のみならず、女性ならではの繊細な心理描写が細かく描かれているので、男性のみならず、女性も特に楽しめる作品です。確かに世界的ベストセラーになるだけの作品であると、この映画を観れば思わず納得できる秀作です。