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  • アイドルと写真集の歴史
    アイドルと写真集の歴史

    古くからアイドル(特に女性アイドル)と写真集というものは切っても切れない密接な関係性の存在です。しかし、電子化の波も押し寄せていて、少しずつ形態や常識が変わってきています。今後はどのような形になっていくのでしょうか。

    写真集は中古売買が盛ん

    第二次大戦後に日本においてはテレビの普及と共に、従来の伝統芸能と違う、テレビ・雑誌を主な媒体とした芸能文化が急速に発達しました。
    そんな中、テレビ界には欧米の芸能界同様にたくさんの女性・男性アイドルが誕生するようになりました。
    その中でも、女性のアイドルの数は男性に比べて圧倒的に多く、また、写真集という商材は出版社と事務所にとって大変利益率の高い商材であったため、古くからアイドルが写真集(主に水着)を出すという流れは当たり前のものになりました。
    そうして日本ではモノクロではなくカラーの写真集が古くから発売され、たくさんのヒット作品が誕生しました。
    そして、保存が難しいものではないため、特定のアイドルが人気が出る前に発売した流通数の少ない作品に関しては、高値で売買されてきました。

    宮沢りえ写真集「Santa Fe」の衝撃

    昔からアイドルの写真集というものは、ヌード写真集ではないのがやはり基本でした。
    しかし、1991年秋に当時人気絶頂だったアイドルの宮沢りえさんが篠山紀信をカメラマンとして突如フルヌード写真誌「Santa Fe」を発売しました。
    この件は発売することが発表になるまで完全にプロジェクトが極秘で進められ、発売告知日に朝の新聞広告で写真入りでの発売告知広告が掲載され、日本中に衝撃が走りました。
    その後発売されたその写真集は、人気絶頂のアイドルが突如発売した衝撃の写真集として、発売日から爆発的な売り上げを記録し、約150万部の売上を記録しました。
    そして、それ以降、ヌード写真集を出すことに対する否定的なイメージが変わり、ヌード写真集とは落ち目のアイドルや女優だけが出すものではなくなり、売れっ子の女性タレントや女優が芸術的なヌード写真集を発表する時代が到来しました。

    電子化が進む写真集

    2010年にアップルがカラー型液晶タブレット端末を発表して以来、世界中にてカラーの電子書物の普及が進むようになりました。
    日本においても、まず電子雑誌が年々普及してきました。
    そして、写真集に関しても発表する側にとって電子媒体として発表するほうが色々なメリットもあるため、特にアイドルが低額のミニ写真集を電子写真集としてリリースするケースなどが増えています。

    今後の方向性は?

    紙の写真集はいずれなくなるという予測データがあります。一方で、人気絶頂の白石麻衣さんの紙の写真集がロングセラーとなっていて紙の写真集の健在ぶりも話題になっています。そのため、結論としては、コアなファン層は紙本として所有していつも近くに置きたいということと、紙本のほうが売りやすいので紙の写真集は決してなくならないという意見のほうが大勢を占めてきています。