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    ピエール・ルメートルの作品

    皆さんはピエール・ルメートルという小説家をご存知でしょうか?彼は、映画化された「その女アレックス」などの有名な作品を手がけた、フランスの推理小説家です。カミーユ・ヴェルーヴェンという警察を主人公としたシリーズは、とても人気があります。そのシリーズを中心に、彼の作品を紹介していきます。

    カミーユ・ヴェルーヴェンのシリーズ作品

    ピエール・ルメートルの作品で、カミーユについて描いたシリーズは「悲しみのイレーヌ」、「その女アレックス」、「傷だらけのカミーユ」の三作品が存在します。主人公カミーユ・ヴェルーヴェンは、パリ警察の犯罪捜査班の班長で、凄腕の刑事です。作中では、様々な奇怪な事件を捜査班の仲間と一緒に解き明かしていきます。また、事件を通してカミーユには、様々な不幸や苦難が襲い掛かります。それらに真っ向から立ち向かうカミーユの姿も、このシリーズの醍醐味と言っていいでしょう。
    カミーユは生まれつき身体がとても小さくて、その彼の目線から描かれる世界も、とてもユニークです。また、パリを舞台にしたこの作品には、会話の中に独特なユーモアがあったり、その街の雰囲気が感じられます。しかし、作中で起きるのは、残忍で、奇妙な事件です。グロテスクだったり暴力的な描写も多いですが、その描写が、作品をよりリアルにし、読む側にスリルを与えてくれます。
    ピエール・ルメートルの作品の多くには、共通の特徴があります。それは、様々な登場人物の視点から物語が描かれている事と、読者の予想を大きく上回る物語の展開です。物語の後半くらいから予想もしない怒涛の展開が待っているのです。
    カミーユ作品以外でも、その特徴が生かされています。「死のドレスを花婿に」ではカミーユは登場してきません。ソフィーというベビーシッターのごく普通の女性が主役です。彼女はある日、殺人の汚名を着せられて、人生のどん底に落とされます。逃亡して身を隠す日々が始まります。そんな彼女を中心に物語は進み、事件の核心に迫っていくのですが、これもとんでもない衝撃の展開が待っています。

    ピエール・ルメートル作品を読むなら

    今、最も話題の海外ミステリー小説であるピエール・ルメートルの作品を読んでみたいと考えている方は、ぜひカミーユ3部作の1作目「悲しみのイレーヌ」から読んでみてください。2作目が「その女アレックス」、3作目が「傷だらけのカミーユ」です。時系列が繋がっているので、順を追って読むことをオススメします。しかし、順に読まなくても作品ごとに描いている事件は異なるので、十分に楽しめます。ミステリーが好きな方、スリルや衝撃を味わいたい方に特にオススメの作品です。