買取り実績

  • 名作ガリレオシリーズ!天才物理学者が面白い!
    名作ガリレオシリーズ!天才物理学者が面白い!

    東野圭吾著の探偵ガリレオシリーズの魅力をご紹介していきます。もともとは物理学を利用して犯罪トリックにしてしまおうという発想だった作品です。作者の成熟度が増すと、トリックを考える以上に面白い作品になってきています。

    探偵ガリレオの最も手強いライバル

    ガリレオシリーズではいつも物理を利用して、犯罪のトリックを解こうとします。そのガリレオが手強いと表現したのは学生時代の友人で、隠れた天才数学者でした。登場するのは「容疑者Xの献身」で、最後までガリレオはトリックを検証することができませんでした。その代わりに容疑者が守りたかったものの良心に訴えるという方法を取ります。結果、容疑者の深い愛に気づくというストーリーです。ガリレオはトリックを暴くのに物理学を使いませんし、物語としては普通の殺人事件になります。その普通の殺人事件でも、東野圭吾の手にかかれば、感動作品に変わってしまうのです。ガリレオよりも容疑者が素晴らしい作品です。

    誰も予想しなかったトリック

    「聖者の救済」では物理学というよりは心理学のトリックを採用しています。このトリックに関してはガリレオ自身があり得ないと言っているくらいに、誰もが予想できないトリックになっています。そのトリックは謎を解いてしまえば簡単なものですが、毎日が死と隣り合わせの日々だったことを想像すると戦慄を覚えます。平穏で幸せな日々が死ぬかもしれない日々だったというのは、ガリレオシリーズの中でも特殊です。通常の殺人事件ではありえないトリックを採用するのがガリレオシリーズらしさでしょう。

    人間ガリレオについて

    天才物理学者で準教授という地位にいる男性ですが、人間的魅力がふんだんにある人物です。美人と子供に弱く、犯罪に対しては厳しい姿勢を持っています。子供は不合理だから嫌いだと言いながら、汗だくになって理科の自由研究の手伝いをするのは自分自身も子供だからかもしれません。不合理なことを解明しないと気が済まない性分で、謎というものがあれば首を突っ込みます。捜査協力をする気はないが、謎の解明が捜査に役に立ってしまうことが多いです。さっぱり分からないと逆に燃えるので、謎の追求にうってつけの人物です。

    ガリレオの魅力のまとめ

    ガリレオシリーズの初期ではライバルが登場して、物理を使わない方法で解決に導きます。その方法は愛に訴えるという方法です。また、聖者の救済では誰も考えつかないトリックで犯人が犯行を行います。そこに気づいたのは可能性を細かく検証したガリレオならではです。ガリレオは人間としても魅力的で、美人と子供に弱いという特徴があります。