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  • 日本最大の雑誌系出版社・マガジンハウスの歴史
    日本最大の雑誌系出版社・マガジンハウスの歴史

    会社名自体にMagazine(=雑誌)という単語が入っているマガジンハウス社は、集英社などの総合出版社ではありませんが、雑誌事業メインの出版社としては国内最大規模の出版社です。そして、この出版社の出す雑誌はいつの時代も庶民に大きな影響を与えてきました。

    マガジンハウスの歴史

    国内最大級の雑誌出版系出版社・マガジンハウスは1945年に「合資会社凡人社」として産声をあげました。そして創業してすぐに創刊した「平凡」という雑誌が人気となって平凡出版(株)に改称し、”平凡”シリーズの娯楽系雑誌を続々ヒットさせて業績を伸ばしていきました。その後、1970年代に入ってan・an、ポパイといった雑誌を創刊してからはファッション分野にも強い出版社となりました。その後も様々なジャンルの雑誌を創刊して各雑誌を人気雑誌に育て上げ、雑誌事業特化型出版社最大手の座に君臨しています。

    マガジンハウスの雑誌から生まれたブーム・現象

    マガジンハウス社の大衆誌は、古くから国民の間で強い影響力を持ち、この会社の雑誌に関連する流行語も色々と誕生してきました。まず有名なのが「アンノン族」で、こちらは1970年代は旅行系特集が多かったan・an、そして同じ系統のnon-no(集英社)の2誌を手にもって旅行地に姿を現す若い女性達のことを指します。1976年創刊のポパイも創刊当時からおしゃれボーイたちのバイブルとして早くも定着しました。そんなポパイの影響を強く受ける熱心な読者の事が「ポパイ少年」と呼ばれた時期もありました。続いて1989年には「Hanako族」が流行し、流行語大賞にも入選しました。これは雑誌・Hanakoのコンセプト通り、仕事から私生活まで人生を徹底的に楽しむ姿勢を大事にする新世代の女性層を指します。

    全国民が「an・an族」?

    現在でもan・anは若い女性層だけでなく老若男女から幅広い人気があり、同誌の毎週の特集や毎年恒例のアンケート・ランキングはマスコミはもちろん、全国民が強い関心を寄せています。そして、歴史が長いこともあり週刊少年ジャンプと共に雑誌の知名度では日本一の存在といわれています。そういった意味で全国民が「アンアン族」と言っても過言ではないほど、an・anは国民的な雑誌として世間に定着しています。近年では紙版より安い電子雑誌版も配信され始め、各電子書店の売上ランキングで常に人気上位にランクインしており、電子雑誌業界でも圧倒的な存在感を示しています。そんなan・anは今も昔もマガジンハウスの”顔”といっていい同社の中心的な雑誌です。

    現在のマガジンハウス社

    雑誌の世界はいつの時代もファッション誌が中心となっています。現在発行されているマガジンハウスの雑誌も、半分以上がファッション寄りの雑誌で構成されています。逆に男性向け娯楽誌の平凡シリーズはすべて休刊してしまい現在は存在しません。そして、ファッション系出版社として集英社を脅かす存在となっており、今後も新たなファッション誌がいくつか創刊されるのではないかと予測されています。