買取り実績

  • 有川浩のおすすめ小説ベスト3選
    有川浩のおすすめ小説ベスト3選

    有川浩は、近年の日本の小説ブームの立役者でもある女流作家です。多くの作品がヒットを飛ばしており、また実写化され老若男女幅広いファンから高い評価を受けています。それゆえ短編から長編までどの作品も読み応え十分です。そんな有川浩のおすすめ小説を、3本厳選して紹介していきます。

    自身を持っておすすめします「ストーリー・セラー」

    「ストーリー・セラー」は、私が小説にどっぷりとはまったきっかけにもなった作品です。元は有名作家のアンソロジー集に入っていた短編であり、とても評価の高い作品だったため新作であるsideBと共に改めて書下されました。
    有川浩得意の表現方法が会話ではない部分にも彼女独特のリアルな心情表現として散りばめられており、ラストでは人目もはばからず号泣したのを覚えています。多分有川浩の実体験が、この作品を通して多く語られているのでしょう。
    悲しみと温かさが表裏一体となっているこの作品は、特に女性におすすめできます。何度も読み返している作品でもあり、大切な人に送りたくなるまさに宝石の様な一冊です。

    珠玉の短編小説集「クジラの彼」

    「クジラの彼」は、自衛隊のラブコメをテーマにした短編小説集です。有川浩は最近では長編小説が注目されていますが、実は昔から短編小説に秀でている作家でした。そのため多くのアンソロジー集に作品が掲載されており、どの作品もすぐに読みきれる作品でありながら内容はとても深く印象に残るストーリーばかりです。
    そんな有川浩の短編集の中でも、傑作とも言えるのがこの作品です。彼女の作品はまるで少女漫画の様なラブコメストーリーが多いのですが、オタクとも呼べるほどの自衛隊マニアでもありそんな彼女の得意分野の2つがいっぺんに楽しめる作品になっています。またラブコメといえどもただのお涙頂戴ではなく、非常にドラマ性があり男性目線からも共感できる部分がたくさんあるのが魅力です。

    自衛隊3部作の1番のおすすめ「海の底」

    陸海空軍それぞれをテーマにした自衛隊三部作はどの作品も圧倒的なスケールであり、SFチックな通常ではありえない設定でありながらも感動必至の名作ばかりです。その中でも特におすすめしたいのが「海の底」です。海上自衛隊をテーマにしたこの作品は巨大化したカニたちが人間を襲うというとんでもないテーマです。しかし男たちの友情や大切な人を守るロマンなど、とにかく一言では言い表せない熱い何かが胸の中に宿る思いでした。落ち込んでいる時には、絶対に勇気をもらえる作品です。
    また何よりも有川浩の自衛隊に対する豊富な知識とリスペクトの思いがふんだんに込められている作品とも言えるでよう。まだ初期の頃の作品ですが、彼女の長所がたくさん詰まった作品なので是非とも読んで欲しい1冊です。

    有川浩について

    有川浩は大好きな作家であるため、厳選するのにはとにかく悩みました。映画化され話題になった「図書館戦争」や「レインツリーの国」、舞台化された「シアター」などおすすめの作品は山ほどあります。
    有川浩の特徴は、何と言ってもその心情が彼女の独特の書き方によって心の奥深くまで突き刺さることです。今後も、素晴らしい新作を期待するばかりです。