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  • 読み応え抜群のサスペンス「マスカレード・ホテル」
    読み応え抜群のサスペンス「マスカレード・ホテル」

    マスカレード・ホテルは東野圭吾の世界観と本格サスペンスのどちらも楽しめる本になっています。飽きのこない展開とスピード感がある物語が読むのを止められなくします。そんなマスカレード・ホテルの世界観をここでたっぷりご紹介していきます。

    ホテルが舞台なだけではなく、ホテルマンも主人公

    タイトルがマスカレード・ホテルという名前ですので、ホテルが舞台なのは分かります。東野圭吾さんが凄いのは舞台だけでなく、ホテルマンそのものも主人公にしてしまっている所です。ホテルマンの行動やホテルマンの意識なども事件に深く関係していて、ホテルマンが主人公でなければ成り立たない物語が組みあがっています。そのホテルマンが魅力的で、魅力的だからこそ事件に巻きもまれていくのです。クールで素敵な女性なのかと思いきや、ホテル業務を離れればおてんばな一面もあるチャーミングな主人公も見物の一つです。

    過去との交差が事件へのカギになる

    ホテルが事件に巻き込まれる本作品ですが、過去との因縁が事件と深い関係を持っています。ホテル業務ですので、主人公が話すお客さんとのエピソードには事欠きません。色々なエピソードを読みながら、どれが事件と関係があるのかと推理するのは楽しいです。関係ないエピソードも一つの物語として読んでいると楽しいものが多いです。ホテルではそんなこともやっているのかと感心することもあり、知らないことが多いでしょう。ホテルマンの側から見たお客さんという面を見ると、ホテルに泊まるときの印象が変わるかもしれません。

    二人の主人公の意識の変化が物語を楽しくする

    ホテルマンの女性クラークと警視庁の男性警察官が主人公なのですが、二人は初めは衝突します。職業上の考え方が全く違うので、合わないのは当然です。二人がお互いの仕事を知ることで尊重するようになり、だんだんと歩み寄っていきます。二人をサポートする人たちがいるから意識の変化が起こるのですが、魅力的な二人のやりとりは物語の展開に華を添えてくれます。試行錯誤を繰り返す二人ですが、理解できたときには犯人はすぐ目の前に迫っていたという展開です。ドキドキする展開を二人のやり取りを中心に見てみると、別の楽しみ方が見えてきます。この物語は最後まで目の離せません。

    マスカレード・ホテルのまとめ

    ホテルとホテルマンも主人公になっているマスカレード・ホテルは、ホテルマンの行動や意識などについても理解できるでしょう。主人公のチャーミングな一面も見物です。ホテルにある過去のエピソードも多彩で飽きないです。ホテルマンが体験したエピソードが事件とどう関係するのかを考えるとより物語を楽しめます。主人公の二人に注目すると物語に深くのめりこめるでしょう。