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  • 女性アイドルの写真集から見るアイドル論
    女性アイドルの写真集から見るアイドル論

    書店の写真集コーナーには数多く写真集が並んでいます。特に、女性アイドルの写真集は他の写真集より多く並んでいます。このような、女性アイドルの写真集は時代によって変化しているのでしょうか。また、アイドル自体は変化しているのでしょうか。

    グラビアアイドルの時代

    1990年代から2005年くらいの時代はグラビアアイドルが主に大きな活躍を見せました。彼女たちは、雑誌のグラビアを飾るのが主な仕事です。スタイルの良さやルックスの良さを活かしていました。人気のグラビアアイドルがグラビアを飾ると売り上げが伸びるなど、雑誌の人気に貢献していました。また、グラビアアイドルの写真集は男性を中心にヒットし、数多くの写真集が書店に並んだのがこの時代の特徴です。この頃のアイドルへの価値観は、一人のアイドルが数多くいる中から自分の好きなアイドルを応援するという形です。

    グループアイドルの時代

    2005年以降、グループアイドルと呼ばれるアイドルが活躍をします。その代表格はAKB48でしょう。彼女たちは秋葉原に専用の劇場を持ち、毎日ライブ公演をしています。「会いに行けるアイドル」というキャッチフレーズは、かつての雑誌の中にいたグラビアアイドルとは全く異なる部分でしょう。また、そこからグループアイドルはたくさん出現します。ももいろクローバーZをきっかけにメンバーカラーのサイリウムをふって応援するという文化もできてきます。その後、でんぱ組.incのブレイクをきっかけにオタク文化の象徴だったアイドル文化はサブカルチャーと融合を始めます。秋葉原の界隈で起こっていたムーブメントは全国へと拡大し、ご当地アイドルという地方のアイドルも数多く出現しました。こうして今のグループアイドルブームはあるのです。このブームを「アイドル戦国時代」と呼ぶ場合もあります。アイドルのフェスイベントなどで観客動員を競い合う姿はもはや戦いです。今のアイドルへの価値観は、多数のグループアイドルの中から自分の好きな「推し」を見つけてアイドルを応援するという形です。

    アイドル論のまとめ

    雑誌の中のグラビアアイドルから、会いに行けるグループアイドルにアイドルの形が変化したことからグラビア雑誌や写真集の売り上げは落ちるかのように思われましたが、結果は違います。グループアイドルの中のスタイルが良いメンバー、ルックスの良いメンバーがグラビアを飾り写真集を出版することでさらに需要が出てきました。アイドルの形は大きく変わってもアイドルに関わる出版物は常に魅力的で人気があるのです。

     

  • 村上春樹と東野圭吾の共通点、相違点
    村上春樹と東野圭吾の共通点、相違点

    2000年前後に東野圭吾さんが国民的な作家に成長して以来、1980年代から日本のトップを突き進む純文学界の村上春樹さんと東野圭吾さんは、本が必ずたくさん売れる作家として常に比較されてきました。そんな2人には一体、どんな共通点・相違点があるのでしょうか。

    村上春樹さんは1949年京都生まれで兵庫各地で育った純文学系作家です。早稲田大学卒業後に小説家になり、1979年のデビュー以来、約40年もの間、日本のトップを走り続けている、音楽界でいうところのサザンやユーミンのような存在です。次に東野圭吾さんは1958年生まれ・大阪出身の大衆文学系(ミステリー中心)作家です。大学卒業後に理系企業で働きながら推理小説を書きはじめ、その後独立してプロになりました。1998年に「秘密」でブレイクして以降、村上氏と共に日本のトップを走り続けています。

    アンケートでは必ず人気作家1位・2位を争う

    有名なところでいうと雑誌「ダ・ヴィンチ」の年末読者投票をはじめとして、読者は「どの作家が一番人気か?」ということに強い興味があるため、様々な媒体が「好きな作家ランキング」的なものを発表しています。そして、そういったランキングにおける傾向として有名なのが、必ずといっていいほど、順当に村上氏・東野氏のどちらかが1位・もう片方がが2位にランクインするという点です。こういった現象からメディアやファンの間では、2人は常に比較をされてきました。

    2人の相違点

    2人の決定的な相違点は、純文学作家(村上)と大衆文学作家(東野)という点です。そのため、ファン層がまったく違い、どちらかの熱狂的なファンであってももう片方の小説はまったく読まないような人も多数います。また作風に連動しますが、村上氏は一般受けは一切意識せずについて来たい人だけついて来ればいいというスタイルであるのに対し、東野氏の作品は基本的に幅広い世代に受け入れられそうな内容・文体で作られています。エッセイ本タイトルにも2人の違いは見事に表れており、村上氏の本のタイトルは作風と通ずる難解で純文学的なものであるに対し、東野氏の本はタイトルを見ただけで買ってしまいたくなるようインパクト重視のタイトルが中心です。その他、世界的な文学賞の選考対象・基準の問題により、村上氏が次々に海外の有力文学賞を受賞しているのに対し、エンタメ作家の東野氏は海外の賞を獲ったことがないため、海外のファンの数には今のところ大きな違いがあります。

    2人の共通点

    2人の共通点はやはり、村上龍さん、百田尚樹さんのように積極的にメディアに出るトップ作家とは対照的に、基本的にまったくメディアには姿を現さないミステリアスな存在だという事です。そして、2人は共に謎に包まれた私生活をエッセイ本として出版しているという共通点もあるため、ファンが人物像を垣間見れるのはエッセイ本だけという状態になっています。その他、村上氏の態度は軟化してきているものの、古くから共に電子書籍に否定的な意見を持ってきた2人としても知られます。

    まだまだ2強体制は続きそう

    村上氏は2009年に1Q84を発表して以来、60代に入って再び精力的に活動しているか、海外での賞も取り続けて勢いはとどまることを知りません。東野氏の人気も相変わらず圧倒的でエンタメ小説(ミステリー含む)分野にて圧倒的な強さを見せています。そのため、2人とも健康であれば、あと5年から10年は2強体制が続くのではないかといわれています。

  • 読み応え抜群のサスペンス「マスカレード・ホテル」
    読み応え抜群のサスペンス「マスカレード・ホテル」

    マスカレード・ホテルは東野圭吾の世界観と本格サスペンスのどちらも楽しめる本になっています。飽きのこない展開とスピード感がある物語が読むのを止められなくします。そんなマスカレード・ホテルの世界観をここでたっぷりご紹介していきます。

    ホテルが舞台なだけではなく、ホテルマンも主人公

    タイトルがマスカレード・ホテルという名前ですので、ホテルが舞台なのは分かります。東野圭吾さんが凄いのは舞台だけでなく、ホテルマンそのものも主人公にしてしまっている所です。ホテルマンの行動やホテルマンの意識なども事件に深く関係していて、ホテルマンが主人公でなければ成り立たない物語が組みあがっています。そのホテルマンが魅力的で、魅力的だからこそ事件に巻きもまれていくのです。クールで素敵な女性なのかと思いきや、ホテル業務を離れればおてんばな一面もあるチャーミングな主人公も見物の一つです。

    過去との交差が事件へのカギになる

    ホテルが事件に巻き込まれる本作品ですが、過去との因縁が事件と深い関係を持っています。ホテル業務ですので、主人公が話すお客さんとのエピソードには事欠きません。色々なエピソードを読みながら、どれが事件と関係があるのかと推理するのは楽しいです。関係ないエピソードも一つの物語として読んでいると楽しいものが多いです。ホテルではそんなこともやっているのかと感心することもあり、知らないことが多いでしょう。ホテルマンの側から見たお客さんという面を見ると、ホテルに泊まるときの印象が変わるかもしれません。

    二人の主人公の意識の変化が物語を楽しくする

    ホテルマンの女性クラークと警視庁の男性警察官が主人公なのですが、二人は初めは衝突します。職業上の考え方が全く違うので、合わないのは当然です。二人がお互いの仕事を知ることで尊重するようになり、だんだんと歩み寄っていきます。二人をサポートする人たちがいるから意識の変化が起こるのですが、魅力的な二人のやりとりは物語の展開に華を添えてくれます。試行錯誤を繰り返す二人ですが、理解できたときには犯人はすぐ目の前に迫っていたという展開です。ドキドキする展開を二人のやり取りを中心に見てみると、別の楽しみ方が見えてきます。この物語は最後まで目の離せません。

    マスカレード・ホテルのまとめ

    ホテルとホテルマンも主人公になっているマスカレード・ホテルは、ホテルマンの行動や意識などについても理解できるでしょう。主人公のチャーミングな一面も見物です。ホテルにある過去のエピソードも多彩で飽きないです。ホテルマンが体験したエピソードが事件とどう関係するのかを考えるとより物語を楽しめます。主人公の二人に注目すると物語に深くのめりこめるでしょう。

     

  • 読む状況によって環境を考える大切さ
    読む状況によって環境を考える大切さ

    読みたい本があるというときにどのような環境で読むかはよく考えるのが大切です。本を読もうと考えた状況によって読むのに適している環境にも違いがあります。本を手にしたらどこで読むのが良いかを考える習慣をつけるようにしましょう。

    本を読む状況の違い

    本を読もうと考えるきっかけは時と場合によって異なります。たまたま面白そうな評論を見つけたというときや、ずっと読んできた小説の新刊が出版されたというときには内的な要因によってどんな内容かを確認したいというのが主な目的です。一方、試験のために参考書を読まなければならない、スキルを伸ばすために実用書を読むという場合には外的な要因から内容を理解しなければならない状況になっています。このような状況の違いが読むのに適した環境に違いをもたらすのです。

    内的な要因で読むのに良い環境とは

    心の奥底から自発的にこの本をぜひ読みたいと考えている場合には本を読むのに適した環境は比較的許容性があります。内的な要因で読むのに良い環境として、周りからの干渉をあまり受けないことが重要です。自宅の自室で読むのは最も周りからの干渉を受けにくい点で優れています。静かな雰囲気のカフェや公園なども有力な候補になります。職場や学校、あるいは自宅のリビングのように他の人に声をかけられることが多い場所はあまり適していません。せっかく読んでいたのに気を逸らされてしまったと感じてストレスを抱えることになりかねないからです。

    外的な要因で読み進めるのに適した環境

    読まなければならないというプレッシャーを感じている状況で本を読む場合には読み進めやすい環境を整えるのが大切です。自室で読もうとしても他に興味のあるパソコンやテレビなどがあると読む気持ちを逸らしてしまう原因になります。図書館の自習室のように周囲にも読書や勉強をしている人がいて、そこにいる限りは他のものに興味を奪われない場所を選ぶのが適切です。カフェも有用な選択肢の一つですが、あまり騒がしいカフェを選ばないように注意しなければなりません。一人で読み進めるのが難しいというときには、同じ本を読もうとしている仲間を探して集まって読むのも良い方法になります。

    読みやすい環境は場合によって異なる

    何をどのような目的で読むかによって、読むのに最適な環境は異なります。内的な要因か外的な要因かによって大まかに分けることはできますが、読む本の内容にも影響されることは否めません。これから本を読もうというときには焦らずにまずはどこで読むのが望ましいかを想像して、落ち着いて読み始めるようにするのが大切です。

     

  • 「金田一少年の事件簿」の功績・偉大さについて
    「金田一少年の事件簿」の功績・偉大さについて

    現在も少しずつタイトルを変えてシリーズや派生作品が続いている「金田一少年の事件簿」は、1992年に週刊少年マガジンにて連載がスタートして以来、圧倒的な面白さで国民を夢中にさせてきました。この文章では、この作品の人気のすごさや功績をまとめています。

    連載直後から少年たちの間で人気が爆発する

    「金田一少年の事件簿」は1992年秋に週刊少年マガジンにて連載がスタートしました。そして当時は小説の世界では推理小説は大人気分野だったものの本格的な「推理漫画」というものはほとんど存在していなかったため、毎週読み続けて犯人をあてていくというスタイルが新鮮で大いに受けて、まずコア読者層である少年たちの間で人気に火が付きました。続いて、全国にたくさんいる「推理小説好き」の大人たちの間でも、この漫画の面白さは話題となり、たった数年で単行本が日本の漫画の中でトップクラスを売上を記録する人気作品となりました。

    1995年に実写ドラマ化され、国民的な人気作品に

    1995年夏には、キンキキッズの堂本剛さんを主人公役に抜擢し、日本テレビ系にて連続ドラマが放送されました。すると、そのドラマは若者層だけでなくあるゆる世代の間で「おもしろい!」と大きな話題となり、平均視聴率25%近い数字を記録する空前の大ヒット作品となりました。そしてこのドラマの影響で、過去の単行本が売れる、最新作を読みたい人が新たに雑誌買うようになって少年マガジンの部数が激増する、といった現象が起き始めました。そうして「金田一少年の事件簿」はあっという間に国民的人気作品の仲間入りをしました。

    1作品の力だけで、少年ジャンプブームを終焉させる?

    堂本剛主演のドラマ版はその後、1996年夏にも連ドラが放送されて第1期同様に20%以上の平均視聴率を記録したほか、1997年には映画化もされて映画版も大ヒットしました。一方で「金田一少年の事件簿」を抱える週刊少年マガジンのライバル誌である週刊少年ジャンプは1995年に「ドラゴンボール」の連載が終了して以来、部数が激減し続ける状況が続き、1990年代前半のジャンプブームは終焉していきました。また1997年頃にはマガジンがジャンプの部数を抜くという大きな出来事が起こりました。この要因は、少年達が少ないお小遣いの中、ジャンプを買うのをやめて金田一少年の事件簿の最新話を毎週読むために買う雑誌をスイッチしたことも大きく影響していると言われています。

    この作品のおかけで推理漫画が日本に根付く

    「金田一少年の事件簿」の空前の大ヒットにより、推理小説と比べてなぜか人気がなかった「推理漫画」というジャンルに強いニーズが生まれました。そこに目を付けた漫画家や雑誌編集者が多数現れるようになったため、今日では、金田一少年の作者コンビ(さとうふみや=画/天樹征丸=原作)が新たにスタートした「探偵学園Q」をはじめとして、いくつもの推理漫画分野の人気作品が存在します。

    普遍的な魅力

    「金田一少年の事件簿」には、西村京太郎氏の十津川警部シリーズや赤川次郎氏の三毛猫ホームズシリーズに通じる普遍性と大衆性があるといわれます。そして、現在でも漫画はタイトルを少しずつ変えて継続しているほか、新たなキャストを迎えたドラマ、テレビアニメなども軒並み大ヒットしており、決して飽きられることがありません。今後は海外で人気が火が付く可能性もあり、この偉大な作品は今後も要注目です。

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